ミニトマトの育て方は小学生でも簡単!水やりや甘くするためのコツは?

ミニトマトの育て方は小学生でも簡単 子供のこと

夏野菜の中でもミニトマトは比較的丈夫で育てやすく、プランター栽培も可能。

ミニトマトは大玉のトマトよりも栽培が簡単なので、小学生の夏の自由研究にも最適です。子供と一緒に夏野菜を育ててみませんか?

ミニトマトには赤色の他に黄色、オレンジ、紫色、緑色とカラフルな品種もあるので実がなるのも楽しみです。

美味しいミニトマトを実らせるために、簡単な育て方をご紹介しますね。

ミニトマトの植え付けと時期

小学生がミニトマトを育てるにはプランターと用土を買って育てるのが準備も簡単ですが、庭植え(地植え)が可能ならばそちらの方が大きく育ちます。

庭(畑)に植えるなら、土づくりはママやパパと一緒にやった方がいいですね。

ミニトマトの苗を植え付ける時期はだいたい5月の上旬になります。ゴールデンウィーク頃になるとホームセンターなどで苗の販売がはじまります。良い苗を選んで植え付けの準備をしましょう。

良い苗の特徴

・本葉8~10枚

・花が1~2開花している

・葉と葉の間が詰まってがっしりしている

準備

・プランター、鉢(地植えの場合は必要ありません。)
大きめの鉢やプランターを用意します。

深型の丸鉢(10号、12号)がミニトマトの栽培に適しています。一鉢に1本のミニトマトを植えると大きく育ちますよ。

1つのプランターに2本植えるなら、長さ(幅)は70cm、高さ、奥行き各30cmほどのプランターがあると良いですね。トマトの根っこは驚くほどがっしりしっかり張りますので、大きい鉢の方が育ちも良くなります。

・土づくり(用土)
プランターや鉢で1~2本のミニトマトを育てる場合は、トマト用の用土を買うのが簡単です。

庭で育てる場合は、植え付けの2週間ほど前に1㎡あたり苦土石灰を200g、たい肥5kg、化成肥料200gをまき30cmほど掘り起こしながら耕します。

高さ10cm幅60cm長さ100cmくらいの畝を作り、苗と苗の間は50cm間隔で2本のミニトマトを植えられます。

・支柱
丸型の深鉢ならアサガオの支柱のようなタイプのトマト用の支柱が適しています。

または、イボ竹と呼ばれる園芸用の支柱を用意します。
プランター栽培の場合は160cm以上のもの、庭植えの場合は大きく育ちますので180cmほどの長さがあった方がよいです。

最低でも4本くらいは必要です。

 

ミニトマトの水やりのやり方

ミニトマトの水やりのコツ

ミニトマトの水やりで大切なのは、過湿にしないことです。

トマトの原産地は乾燥したやせ地なので基本的には、水やりはそれほど必要ありませんが、植えたばかりの苗でしっかりと地面に根付くまでは、あまり乾燥させないほうがよいです。

水やりをする時間帯ですが、日中の暑い時は避けます。あげた水が日中の暑さでお湯のようになってしまい、根っこが茹だったようになってしまう可能性があります。朝方の少し涼しい時に水やりします。

また、水はミニトマトの上からかけるのではなく、じょうろで根本に優しく水やりしましょうね。

・プランター(鉢)栽培の場
土がしっかり乾燥したら水やりをしましょう。

土の表面が乾いていても中は湿っていることがあるので、少し土に指を入れてみてプランター(鉢)の土の中までサラサラ乾燥しているようでした、プランター(鉢)の下から水が流れ出るくらいまで水やりします。

・庭植えの場合
私が庭でミニトマトを栽培するとき、水やりはあまりしません。

晴天が続き降雨が少なく、葉がシナっとしてしまったときに水やりします。この時も土が乾燥しているか指で少し掘ってみて土の中の湿り具合を確かめてから水やりをすると良いですね。

 

ミニトマトを甘く育てるコツとは?

・日当たりのよいところで育てる

・水をやり過ぎない

・良質な有機物(たい肥)で土づくり

ミニトマトを甘く育てるためには、日照が大切です。トマトの実が甘くなるための養分をたくさん作るためにも、日当たりのよいところで育ててあげましょう。

水をやりすぎないようにしましょう。トマトは乾燥には強いのですが、過湿には弱いです。また、みずをやり過ぎると、余分な水分を吸収するため実の味が薄くなります。何となく水っぽい味になります。

雨に当てないと余分な水分を吸収しないので甘くなりますし、トマトの実割れも防げます。プランターや鉢での栽培ならば雨に当てないこともできますね。

庭で栽培するときは雨除けをするなどの工夫もできます。

少し手間がかかりますが、ホームセンターなどに売っている雨除けを使うこともできます。ただ、台風などの強風で飛ばされることがあります。(私は飛ばされました)

近所には雨よけの為に支柱に雨傘を結び付けている人もいましたよ。

また、土づくりの時には良質のたい肥を使うとミニトマトも甘くなるようです。ミニトマトには即効性のある化成肥料よりも、有機物をたくさん含んだたい肥が適しているようです。

私がたい肥をケチった畑で育てたミニトマトは酸っぱかったのですが、有機物たっぷりのたい肥がたくさん入っている畑で、隣のおばあちゃんが育てたミニトマトはとても甘かったですよ。

 

まとめ

ミニトマトの植え付け時期と準備

・苗の植え付け時期は4月末~5月上旬頃
・良い苗を選んで植え付け
・鉢10~12号鉢、プランター幅70cm×30cm高さ30cm以上のもの(庭植えなら必要無)
・トマト用の用土または、たい肥や苦土石灰、化成肥料
・支柱はミニトマト用の支柱、またはイボ竹160~180cmくらいのもの4本ほど

ミニトマトの育て方で大切な水やりのやり方

・過湿にならないように十分土が乾燥してから水やりをする
・土の中の方まで乾燥しているか指で確かめる
・水やりはミニトマトの上からかけず、じょうろを使い根本に優しく
・朝の涼しい時間帯に水やりをする
・植えたばかりの苗が根付くまではあまり乾燥させない(過湿にはさせない。根腐れします)

ミニトマトを甘く育てるコツ

・十分に日の当たる場所で育てる
・水やりをし過ぎない(余分な水分を吸収して味が水っぽくなる)
・ミニトマトを育てる土には良質なたい肥を使う(トマト用の用土でもOK)

夏休みの小学生の自由研究などで、子供と一緒に美味しいミニトマトを育てられるといいですね。

大切に育てたミニトマトがなった時はきっと感動します。

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